里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

かき菜の収穫を始める

2019年03月19日 | 畑:花菜類



 これは、かき菜。
 仙台雪菜の茎立ち菜より少しだけ遅れて収穫が始まるのが普通ですが、今年はほぼ同時に収穫が始まることになりました。この辺りとしては、例年より数日から1週間程度進んだ感じです。
 今日は4月半ばの気温に上昇しており、一斉に伸び出した印象です。



 普通の茎立ち菜(とう立ち菜)は蕾が見えながらトウが伸びてきますが、このかき菜は花芽がなかなか見えません。花が咲くようになるころには硬くて食べられなくなるので、花ではなくトウの新葉を食べます。せいぜい蕾までです。
当地方でもっぱら作られるつぼみ菜や西の方で作られる三重ナバナと同種の在来アブラナです。
 私の場合、このかき菜も一般の方より早まきし、通常よりも大株にして冬越しします。やはりその方が花芽の数が増え、沢山採れるようです。
 冬越しの特別なことは何もしていませんが、大変、旺盛に育っています。



 すでにわき芽も沢山伸びてきています。一見どれが親茎で、どれがわき芽か分からないほどですが、大きないかにも硬そうな葉が親茎の外葉です。こうなると、収穫が遅れないようにするのは容易でありません。
 雪菜より丈夫で作りやすく、沢山採れますが、食味では少し劣るようです。



 数株収穫してみました。


 濃緑の雪菜に比べ葉色が薄いですが、湯がくと緑が濃くなってきます。



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